音楽コラム-3「機材購入に対する考え方」
2018/03/29
こんにちは。講師の植木です。
最近は安くて高性能な機材がたくさんあります、それらの機材を本当に使いこなすことが出来るのでしょうか?“機材を使うこと”について考えてみましょう。
昔は数億円もかけな ければ作れなかったレコーディング·スタジオのような環境が、今や1/100 の予算で自宅に作り出せるんですね。つまり、もう音楽を創る上での制約は一切無い”ってことなんです。素晴らしい音楽を創り出せる“創造力”さえあれば、環境はどうにでもなります。
どんな人でも、作品を世の中に 問うことができる時代になりました。 その反面、機材の能力を使い切れていないともったいないですよね。逆に音楽的能力が高くなれば、機材のスペックは“音 楽の本質にはあまり関係ない”ことを知っていると、安い機材だけだって、良い音楽を創り出すことができるんですね。どんなに技術が 進歩しようと、それらを扱うのは結局、人間である僕らなんです。作曲者が進歩して音楽が進歩するんですね。
feel DTM講師・植木 琢磨(うえき たくま)