FeelDTM教室 西東京市田無の音楽教室

音楽コラム8「オリジナリティー」

2018/10/04

皆さんこんにちは feel DTM教室講師で、音楽プロデューサーの野口です。
今回は、作曲や作詞における、オリジナリティーと他人のそら似……などのお話です。

作曲を学ぶ人に多いのは、「どこかで聞いたメロディーかも?」と疑心暗鬼になり、作り途中の作品を止めてしまうことです。
先回のコラムで、「オリジナリティーを重視」と書きましたが、それ以上に作品を完成させる勇気も大事です。
どこかで聞いたかも……と作曲を途中で止めてしまうのは、自分に自信が無いからですね。
また、誰かに指摘されたときの気まずさが、想像できるからですね。
しかし、なにかに似ていないポピュラー・ソングなど、あり得ません。
野口は、幼少の頃から、洋楽が好きで、どれだけ沢山の音楽を聞いてきたか、自分でも分からないほど……膨大な数の作品を聞いてきました。
すると、他人の作品を聴いても、自分で作り始めても、必ず、似ているようなメロディーを思い出してしますのです。
しかし、数小節、似ているからといって、その後の展開まで似てしまうことはまれです。むしろ、その後の展開こそ、自分のアイデアであり、オリジナリティーなのです。
だから、怖がらずに、心配せずに、先へ進んで欲しいと思います。
実は、ポピュラーの作曲は、かなりの部分が「定番」で組み立てられているのです。その定番を使うことが、ポピュラーらしく聞かせるヒントとなっているのです。
他人のそら似くらいの気軽な感じで、思いついたメロディーをつなげてみて下さい。
有名なフレーズでは、♪ソドレミ~~で始まる曲は、数限りなく、無限に! あるほどです。
♪この道は~~という童謡の頭のメロディー。アメリカのフォークソング「ユー・アー・マイ・サンシャイン」などなど。
作詞だって、たとえば「頑張る」という意味の比喩で「走る」や「走れ」を使っている作品が、もの凄く多いですよね。
似ているから、止めちゃんじゃなくて、似ているくらい、良いメロディーなんだと自信を持って書き続けてくださいね。
迷ったら、野口義修に聞いてみてくださいね。どうぞ、よろしくお願いいたします。
東京は、西武新宿線、田無の駅側、feel DTM教室の素敵なスタジオで待っています。

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